イチ押し商品は?
●岩田 圭介さんのうつわ
もちろんどの商品にも思い入れがあり、「押し」商品ですが、
中でも福岡の作家さん「岩田 圭介さん」の器をお勧めします!
もともと私は岩田さんの作品が好きで、個展などにも行っていたのですが、このお店をオープンするにあたり、作品をお店で扱いたいと申し出ました。
岩田さんは、お話をした段階ですぐに快諾していただいた、1番目の作家さんなのです。
温かみのあるフォルムでかつ斬新で個性的な作品。それでありながら、使う人のみになって配慮されている、とてもやさしい素敵な作品。
遊び心がありながら手になじむ、使いやすい器です。
●奥村 紳介さんのうつわ
京都宇治、炭山で、新しい時代の感覚持ちつつ古い時代の写しにも挑戦されている、若き陶芸家さんです。
彼の器は、柄が大胆なのですが、料理が映える、普段使いの食器として、親しまれています。
●荒木桜子さんのガラスのうつわ
吹きガラスの 「荒木桜子」(あらきおうこ)さんという作家さんの作品も素敵です☆
宇治の炭山とは・・・?
宇治には炭山(すみやま)という地区があり、
昭和43年に作家さんたちが協同組合炭山工芸村を設立され、
多くの作家さんが作陶活動をされ、京焼の新たな窯業地となっているのです。
私は宇治に住んでいるので、そこの作家さんとの出会いがあり、
快く作品をお店に置かせてくださって、有難いなと思っています。
そのほか、老舗竹製品も
公長齋小菅(こうちょうさいこすが)さんという竹製品の老舗メーカーさんからも商品を入れさせていただき、感謝しています。
スタッフさん紹介
オーナー 川井 京湖 (かわいきょうこ)さん
■-------このお店をOPENしたきっかけは?
もともと、アパレル業界で働いていましたが、「日々の生活を楽しむ」と
いうことにこだわりたくて、日々の生活雑貨に興味を持ち、同時にお花を
習ったり、お料理を勉強したり・・・と、さまざまなことに興味を持ちはじめました。
その後、ご縁があって、望んでいた生活雑貨ショップに勤務していたのですが、
自宅からお店まで、少し距離が遠いこともあり、次は「パリの暮らし」を
ブランドコンセプトにされているQ社へ。。。そこでパリの暮らし、パリと
日本の生活文化の融合にも興味を深め、店長として5年ほど勤めました。
しかしパリへの憧れを募らせ、ご主人共々仕事をやめ、渡仏。
フランスは古いものでも、よいものはリメイクしたりして、次世代へ
引き継いでいく習慣がある・・・。
また、渡仏したことで、逆に日本の良さを勉強できたことも多かったです。
そして、京都に住んでいながら、まだまだ知らないことが多いのは、
もったいないこと。。。 もっと京都の古い町を知りたい・・・との思いが
わきあがり、京都の古い街中にお店を構えようと探し、この地に出会いました。
■-------MYインテリアを教えてください。
自宅もこのお店の感じと似ていますが、リビング、キッチンなどは、壁は白。
そこにに木のものと天然素材を取り入れています。ただ、それだけだと、
ほんわかし過ぎるので、そこに鉄材などの黒いもので印象を締めるというか・・・
異素材を取り入れています。
お花なども、何気ないドライフラワーを棚に立てかけてみたり・・・
(よく見ると、何気ないところにセンスの良さを感じ、京都Styleスタッフは
、感心して、見ていました。)
■-------今ほしい家具やインテリアグッズは?
日本の古い家具 ロングライフなものに興味がありますね。
マルニ木工の椅子を最近購入して、それをオリジナルにリメイクして、
仕上げているところです。
自宅で使うか、お店に置くか、悩んでいるところですが・・・
■-------休日はどのように過ごされていますか?
子供がまだ、小学校1年と5年なので子供との時間を大切にしています。
このお店をOPENしてからは、子供たちの夕ご飯の時間に、一緒に食べ
られないので、朝、お店に出てくる前に、愛情いっぱいに夕食を準備してから、
出勤しています。
子供たちとは、古いものを探しに、一緒に「市」に出かけたりして、共有しています。
あとは、お料理で気分転換したり、好きなアーティストを追いかけていったり
各地でライブを楽しんだり・・・で、リフレッシュしています。
■-------お客様へどんな提案ができますか?
お客様にもっと四季を感じてもらいたいと思っています。
イベントの企画もしているので、
ぜひ足を運んでいただきたいですね~
春は4/7~13の予定で、吹きガラスの作家さんと花活けのコラボ。
7月7日から16日は
荒木桜子さんの「 夏の景色 ガラスのうつわ 」の個展を開催。
宇治の炭山で製作されている吹きガラスの作家さんです。
漆の金継ぎ(陶磁器を漆で接着し、接着部分を金で装飾して
仕上げる日本古来の修復技術)を身近に感じてもらうワークショップも
企画しています。
このお店にある器で、お茶を飲む会・・・人と人、人とものをつなぐ
イベントも開催したいと思っています。