もともと、骨董品を扱うお店では、値札は付けず店主と交渉して値段を決めるのが、業界の特徴だったそうですが、オーナーはそんな「お客さんのの顔色を見て値段を決める」というのもイヤで、店内の商品にはすべて値段はつけられています。
ダンピングゼロ! そのやり方は、業界の変遷にも少なからず影響を与えたようです。
●イチ押しがないのが「押し!」かも・・・
歴史をさかのぼった骨董品の買い物には、見る目も必要・・・と少しハードルが高く感じる部分もありますが、そのハードルをできるだけ排除して、今あるそれぞれの「見る目」で判断し、共感すればいい・・・。だからあなたがあなたの目で感じた「パートナーにしたいモノ」をぜひつれて帰ってください!とオーナーさんは語られます。
●すべて日本のモノです!
こだわりは「すべて日本のモノ」ということ。
日本の町並みの美しさ、生活や文化や習慣をもっと大事にして、「日本のモノ」と会話する生活ができればなと思うのです。
今、この時代に残っている古いモノの魅力は何なのか・・・?
魅力があるから大切に扱われ、その結果、現代に受け継がれてきた・・・その存在し続け得た魅力は何なのか・・・
またそれを生み出してきた日本の文化や歴史に思いを寄せられれば、今度はご先祖を誇れるようになり、日本の文化を素晴らしいと感じられるのではないか・・・
そのように、オーナーは熱く語られます。
スタッフさん紹介
店長 藤沢 知宏(ふじさわ ともひろ)さん
------myインテリアを教えてください。
自分の気に入ったものを取り入れています。いわば、お店と同じような感じです。
気がついてみれば、やはり日本製が多いのですが、「純和」でもなく「洋」でもない。。。
ある意味、自分の家は、お店を作る上での「実験場」みたいになっていますね~
ご近所に元・宮大工さんがいらっしゃるので、教えてもらったりしながら、試行錯誤して木工にも取り組みます。
この店の隣は、町家の部品のお店なのですよ。
ここでも「こんな良いモノありますよ~」とプレゼンしていきたいですね。
------休日の過ごし方
仕事がライフワークになっているので、あえて区切りがありませんね~
食事をしにいっても食器を見ているし、きっちりしたONとOFFの境目がないのが現状です。
------お客様にどんな提案ができますか?
スタッフには、お客様と感動を共感してほしいと願っています。
スタッフの持ち合わせているカラーや、このお店自体のカラーが、お客様の潜在的な望みや感性のを邪魔しないように心がけています。いわば、お客様の発見のお手伝い。。。モノの弁護士であり、パートナーであり、理解者であってほしいと願っています。
何気なくお店に入ってこられたお客様が、何も購入されなくとも「なんだか元気になったよ!」と言ってもらえるようなお店であり、スタッフでありたいですね。